こんにちは。もふもふ動物ほっかいどう運営者のもふ子。です。

シマエナガを千歳で見てみたいな、と検索してここにたどり着いたあなた。
実は私も、ガチなバードウォッチャーというより「かわいい雪の妖精に会いたい!」という気持ちから始まったタイプなんです。

千歳でどの公園ならシマエナガに会えるのか、冬のどんな時間帯がねらい目なのか、どんなカフェでゆっくり観察できるのか……気になることって本当に多いですよね。

この記事では、新千歳空港から行きやすい観察スポットや、公園・カフェでの過ごし方、冬の持ち物や撮影のちょっとしたコツなど、私が実際に歩いて確かめてきた情報をぎゅっとまとめました。

観光の合間にシマエナガを探してみたいあなたも、「どうせ行くならチャンスを逃したくない!」というあなたも、読み終わる頃には自分だけのシマエナガ×千歳プランがしっかり描けるはずです。

この記事でわかること

  • 千歳でシマエナガに会いやすい公園と森の特徴
  • 冬の千歳でのシマエナガ観察と時間帯のコツ
  • シマエナガカフェや青葉公園などモデルコースのイメージ
  • 撮影初心者でも楽しめる千歳でのシマエナガ写真のポイント

シマエナガを千歳で気軽に楽しむ観察ガイド

千歳地図出典:地図情報

ここでは、千歳でシマエナガに会いやすい公園や森、初心者でも歩きやすいルート、そして季節や時間帯の選び方をまとめます。

観光のついででも立ち寄りやすいスポットばかりなので、「まずどこへ行けばいいの?」という最初の一歩を一緒に整理していきましょう。

千歳でシマエナガに出会える公園紹介

青葉公園出典:千歳市HP

千歳でシマエナガを探すなら、まず押さえておきたいのが青葉公園です。

千歳駅から歩ける市民の森で、広い園内に落葉広葉樹と針葉樹がバランスよく混ざった、いかにもシマエナガが好きそうな環境が広がっています。

園内はぐるっと一周すると約4km。
全部歩かなくても、千歳市立図書館まわりの林や、遊歩道が森の中を抜けるエリアをゆっくり歩くだけでも、小鳥たちの声がたくさん聞こえてきます。

冬になると葉っぱが落ちるので枝ぶりがよく見え、白い小さな群れを見つけやすくなるのも嬉しいポイントです。

青葉公園のシマエナガ探しで意識したいポイント

  • 図書館周辺や森の中へ入っていく遊歩道を中心に歩いてみる
  • 「ジュリリ…」という高めの鳴き声を耳で追いながら歩く
  • 細い枝先に白い丸いシルエットが並んでいないか、こまめに見上げる

もう少し足をのばせるなら、名水ふれあい公園支笏湖周辺の森もおすすめです。

名水ふれあい公園は、ナイベツ川の湧水地を中心にした静かな森で、開園期間中(おおむね4月下旬〜11月上旬)は気軽に散策できます。

支笏湖周辺は範囲が広いですが、湖畔の散策路やキャンプ場近くの森で、他の小鳥たちと一緒にシマエナガが混ざっていることも多いです。

公園・森を歩くときの注意点

季節によっては足元が凍っていたり、落ち葉で滑りやすかったりします。

特に冬の千歳は路面凍結や積雪が当たり前なので、滑りにくい靴と暖かい服装は必須です。ここでお伝えしている情報や時期は、あくまで一般的な目安として受け取ってください。

最新の公園の開園状況や気象情報は必ず公式サイトや自治体の案内で確認し、最終的な判断は現地の状況や専門家のアドバイスも参考にしてください。

冬の千歳でおすすめのシマエナガ観察法

冬の支笏湖出典:もふもふ動物ほっかいどう イメージ

シマエナガに会いやすいのは、なんといってもです。

12月〜2月頃の千歳は、林の葉が落ちて視界が開け、シマエナガたちがエサを探して公園や人里近くの森にもよく降りてきます。

私が千歳でシマエナガを探すときは、だいたい朝8時〜10時をめやすに動くことが多いです。
この時間帯は小鳥たちが一斉に朝ごはんを探し始める時間で、森のあちこちから鳴き声が聞こえてきます。

青葉公園でも、静かな朝の森を歩いていると、頭上の枝をちょこまかと移動する白い丸い影が見つかることが多いですよ。

冬の観察で意識したい天気と時間

  • 風の弱い晴れ〜曇りの日は、聞き取りやすく観察もしやすい
  • 吹雪の日や強風の日は、鳥たちの動きも少なめになりがち
  • 夕方は日没が早く、15時を過ぎると一気に暗く感じる日も多い

もうひとつ大事なのが、防寒と体力配分です。

シマエナガ観察は「待つ時間」と「歩く時間」がセットになります。
じっと立ち止まって空を見上げていると、体がどんどん冷えていくので、厚手のアウターやニット帽、手袋、カイロなどはしっかり準備しておくと安心です。

特に支笏湖周辺は、市街地よりも気温がさらに低く感じられます。

林の中を歩くときは、途中で戻れるルートをあらかじめ決めておくと「寒くなってきたから一度湖畔に戻ろう」と判断しやすくなります。

千歳で立ち寄りたいシマエナガカフェ案内

ザバードウォッチングカフェ出典:もふもふ動物ほっかいどう the birdwaching cafe 外観

千歳といえば、シマエナガファンの間で有名なのがThe Bird Watching Cafe(ザ・バードウォッチングカフェ)です。

支笏湖へ向かう道道16号沿いにある森の中のカフェで、窓の外に来るシマエナガやシジュウカラ、エゾリスなどを眺めながらのんびり過ごせます。

写真を撮ることのできるスペースもあり(要予約)、手軽に野鳥の写真を撮れるようになっています。

店内には大きな窓に面したカウンター席があり、カフェメニューを楽しみながら野鳥たちの姿を追いかけるのが最高に贅沢な時間です。

特に有名なのが、シマエナガソフト。真っ白なソフトクリームに、シマエナガそっくりの顔がちょこんとのっていて、見た瞬間に「かわいい…!」と声が出てしまいます。

ザ・バードウォッチングカフェを楽しむコツ

  • 人気シーズンの冬は事前予約や営業日をチェック
  • 窓側カウンター席は特に人気なので時間に余裕を持って訪問
  • 店内では大きな声を出さず、ゆったりした雰囲気を一緒につくる

もう一箇所、ゆったりバードウォッチングを楽しめるのがミオン エシカルキッチン&カフェ(MEON農苑内)です。

冬のあいだは庭に「小鳥食堂」と呼ばれる餌台が設置され、薪ストーブのある店内からガラス越しに鳥たちを眺めることができます。

メインはおしゃれな食事とスイーツですが、小鳥たちが遊びにくるとつい手を止めて見入ってしまう、そんなカフェです。

カフェ利用に関する注意点

どちらのカフェも飲食がメインの施設です。

撮影や観察だけを目的に長時間場所を占有しないように気をつけて、他のお客さんやお店の迷惑にならないようマナーを守りましょう。

営業時間や定休日、予約方法などは季節によって変わる場合があります。
ここで紹介している情報は一般的な目安なので、正確な情報は必ず各施設の公式サイトや最新のお知らせをご確認のうえ、最終的な判断はご自身の状況とあわせておこなってください。


The Bird Watching Cafe


ミオン エシカルキッチン&カフェ

初心者でも安心の青葉公園シマエナガ探索

青葉公園案内図出典:千歳市HP

青葉公園は、「初めてのシマエナガ探し」にぴったりの場所です。

理由はシンプルで、街から近く、トイレや駐車場、暖かい休憩場所までそろっているから。私も「とりあえずここに行けば間違いない」と思っている公園です。

公園の一角には千歳市立図書館があり、冬でも暖房の効いた館内でひと休みできます。

散策の前にトイレを済ませたり、冷え切ったら一旦戻って温かい飲み物で温まったりできるのは、初心者にとってすごく心強いポイントです。

初心者におすすめの青葉公園ルート

  • 図書館前の駐車場に車をとめる
  • 図書館裏手の林に伸びる遊歩道に入る
  • 鳴き声を頼りに、ゆっくりと木々の間を歩いてみる

ガチ装備のバードウォッチャーさんたちのように超望遠レンズがなくても、双眼鏡がひとつあれば十分楽しめます

木の高いところにいるシマエナガの表情までじっくり見られるので、スマホで撮影するときも「どの枝にいるか」をしっかり目で確認してからカメラを向けられます。

青葉公園は遊具広場や芝生広場もあるので、家族で来て「子どもは遊び、私は森をちょっと覗きに行く」という使い方もできます。

無理して山奥に行かなくても、身近な公園でシマエナガと出会えるのが千歳のいいところだなといつも感じています。

青葉公園

シマエナガと千歳の旅をもっと楽しむ撮影・観光情報

街を歩く観光客出典:もふもふ動物ほっかいどう イメージ

ここからは、写真を撮ってみたい人や、千歳観光とあわせてシマエナガを楽しみたい人向けに、撮影のコツやモデルコースのイメージをお話しします。

あくまで「ゆるっと楽しむ」がベースなので、難しい専門用語は抜きで、カメラ初心者目線でのポイントを中心にまとめていきますね。

千歳でシマエナガをきれいに撮るコツ

野鳥観察出典:もふもふ動物ほっかいどう イメージ

シマエナガの撮影で一番のハードルは、とにかく動きが早いこと。

ちょこまかと枝から枝へ移動していくので、ファインダーに入れたと思ったらもういない…なんてことも日常茶飯事です。

カメラ初心者の私なりに意識しているのは、技術よりも「準備と場所選び」

たとえば青葉公園なら、最初から森の奥まで入り込むより、日当たりの良い遊歩道沿いで「ここなら光がきれいに入るな」という場所を見つけておきます。

そのうえで、鳴き声が近づいてきたら、慌てずにそのエリアの木全体を見るイメージで探します。

シマエナガ撮影・ゆるっと三か条

  • 逆光よりも、横から光が入る場所を選ぶ
  • 群れが近づいてきたら、連写モードでとにかくシャッターを切る
  • 「枝かぶり」は気にしすぎず、まずは記念写真のつもりで撮る

スマホだけでも、カフェの窓辺や餌台に来たシマエナガなら意外と撮れます。

ザ・バードウォッチングカフェのように鳥との距離が近い場所では、窓ガラスにスマホレンズを近づけて反射を減らすだけでも写り方がぐっと良くなりますよ。

一眼カメラや望遠レンズを持っている場合でも、設定は「少し明るめ」を意識しています。

雪の上に白いシマエナガが乗るとカメラが全体を暗く判断してしまうので、露出補正をプラス側に少しだけ振ってあげると、ふわっとした雪景色の中にシマエナガの表情が浮かび上がってくれます。

 

観光客向けシマエナガ千歳ツアーガイド

タクシーを呼ぶ観光客出典:もふもふ動物ほっかいどう イメージ

千歳には、いわゆる「シマエナガ専門ツアー」はまだ多くありませんが、観光タクシーや日帰り観光プランのなかに、青葉公園やザ・バードウォッチングカフェ、支笏湖などをまわるコースが組み込まれていることがあります。

冬の運転に自信がない場合や、限られた時間で効率よくスポットを回りたい場合は、タクシー会社の観光プランを相談してみるのもひとつの手です。

「シマエナガが見られそうな場所を回りたい」と伝えると、季節や天気にあわせてルートを提案してくれることもあります。

自分で組む「なんちゃってシマエナガツアー」例

  • 午前:青葉公園でシマエナガや野鳥を探す
  • ランチ〜午後:ザ・バードウォッチングカフェでカフェタイムと観察
  • 時間があれば:支笏湖ビジターセンターで周辺の自然情報をチェック

ツアーやタクシー利用の料金、ルート、所要時間などは会社ごとに違い、季節によっても変動します。

ここで紹介しているのはあくまでイメージなので、正確な情報は各社の公式サイトや窓口で確認してくださいね。

移動時間や天候、安全面も含めて、最終的な判断はあなた自身と、必要であれば交通や観光の専門家のアドバイスも参考にしながら決めてください。

千歳周辺のシマエナガ写真スポット紹介

湖畔散策出典:もふもふ動物ほっかいどう イメージ

千歳周辺でシマエナガ写真がよく話題にのぼるスポットとしては、青葉公園千歳川沿い、そして支笏湖周辺の森などがあります。

写真投稿サイトやSNSで「千歳 シマエナガ」と検索してみると、どのあたりで撮られているか雰囲気がつかめて面白いですよ。

たとえば千歳川沿いでは、川の音を聞きながら遊歩道を歩いていると、ヤマガラやゴジュウカラの群れに混ざってシマエナガが登場することがあります。

支笏湖周辺では、休暇村支笏湖近くの「野鳥の森」が知られていて、冬になるとシマエナガだけでなくオオワシやクマゲラなどの姿も見られることがあるそうです。

写真スポットを選ぶときのポイント

  • 「人が歩きやすい道」があるかどうかをまずチェック
  • トイレや駐車場が近くにある場所から慣れていく
  • SNSで位置情報付きの写真を参考に、シーズン感をつかむ

もちろん、野鳥相手なので「ここへ行けば必ず撮れる」という保証はありません。

でも、川や湖、森など違うタイプの場所を組み合わせて回ってみると、その日のコンディションに合った出会いがあることも多いです。

写真を撮ることに集中しすぎず、「今日はどんな景色に出会えるかな」という気持ちで歩くと、結果的にお気に入りの一枚が撮れていたりします。

シマエナガと千歳旅の魅力をまとめて案内

ここまで、千歳でシマエナガに会うための公園やカフェ、観察の時間帯、撮影のコツやちょっとしたツアーの組み立て方まで、まとめてお話ししてきました。

ガチなバードウォッチャーではなくても、「ちょっとだけ野鳥の世界をのぞいてみたい」という気持ちがあれば、千歳はとても動きやすいエリアだと思います。

青葉公園のように街から近い大きな森があり、少し車を走らせれば支笏湖周辺の深い森や、ザ・バードウォッチングカフェ、ミオンエシカルキッチン&カフェのようなシマエナガカフェにも手が届きます。

新千歳空港からのアクセスも良いので、北海道旅行のスタートやラストに「シマエナガと千歳の一日」を組み込むのもおすすめです。

千歳でシマエナガを楽しむときのまとめ

  • 冬の朝〜午前中がねらいめだが、無理せず自分のペースで
  • 公園やカフェではマナーを守り、周りの人や鳥たちにやさしく
  • 「必ず会える」と思い込みすぎず、森や空気そのものも楽しむ

この記事で紹介した内容は、私自身が千歳周辺を歩いて感じたことをもとにした、あくまで一般的な目安です。

気象条件や野生動物の動きは日々変わりますし、施設の営業時間やルールも更新されていくので、正確な情報は必ず各施設や自治体の公式サイト・公式案内で確認してください。

安全面や装備に不安がある場合は、アウトドアや登山の専門家、観光窓口などにも相談しながら計画を立てると安心です。

それでも、真っ白な雪景色のなかで小さなシマエナガの群れに出会えたときの感動は、何度体験しても「来てよかったなあ」としみじみ思います。

あなたの千歳旅にも、そんなもふもふなひとコマが訪れますように。
カメラや双眼鏡を片手に、ぜひシマエナガと千歳の世界をのぞきに来てくださいね。

千歳のお隣の苫小牧や函館でシマエナガを探すにはこちらの記事もご覧ください

ABOUT ME
もふ子。
北海道在住の女性。
モフモフした動物が大好きで、夫と一緒に、または一人で北海道各地を巡り、動物たちの姿を観察しています。 このブログでは、シマエナガやエゾリスなど、北海道のフワフワで可愛い動物たちを紹介しています。観察スポットや撮影の楽しみ方もお届けしていきますので、ぜひのぞいてみてくださいね。